Blog

[捻れ]COREテクニックblog no.4 寝違えの本当の原因と 正しい対処法

どーも
筋膜職人の田中です

朝起きたら首が痛い
そんな「寝違え」
皆さん経験あるのでは?

「寝違え」が起きてしまう
本当の原因と正しい対処法
ご存知ですか?
クライアントに間違った説明
しちゃっていませんか?

今回はそんな
「寝違え」の原因と
正しい対処法について
書いてみたいと思います。

──────────────
[捻れ]COREテクニックblog no.4
寝違えの本当の原因と
正しい対処法
──────────────
それではいってみましょう♬

首が痛い原因は
首にあるのではないか?

首が痛い原因は
腕(手)にあるのではないか?

肩や背中に原因なのかも?
そんな風に思ったりしませんか?

寝違えの原因や治し方を
検索してみると、

腕、肩、背中の硬さが原因で、
解決法としては、
腕、肩、背中の運動や
ストレッチが多く出てきます。

これ、決して間違ってはいませんが、
腕、肩、背中のストレッチ(だけ)
が原因ではありませんし、
痛みを完全に取り除くことは
ちょっと難しいんです。

では、何が原因なのか?
どこを診るべきなのか?
どうしたらいいのか?
ってことですが、

まず、大前提として、
寝違えが起きる原因は、
腕、肩、背中だけではなく、
もちろん首だけでもありません。
もう少し広い部分で
身体を考察すると答えが見えてきます。

その答えは???
「お腹の歪み」です!!!

お腹の歪み???
お腹って歪むの???
って思いましたか?
歪むんですよ〜凄く。

お腹は筋肉にぐるり囲まれており、
センターにはシックスパックと
言われる腹直筋があります。
そして腹直筋を挟むように
両サイドには腹斜筋があります。
腹斜筋は表面に外腹斜、
その中側に内腹斜筋、
腹横筋の三層に分かれていますが、
ここでは「腹斜筋」と表現します。
この腹斜筋と腹直筋で
胴体まわりの7割くらいを囲んでいます。
腹斜筋はお腹だけでなく、
腰まで到達しているんですよ。

結論!
この腹斜筋が硬くなること(癒着)で、
寝違えは起きるのです!

では、そのメカニズムを
解説していきたいと思います。

「寝違え」にも「腹斜筋の癒着」
にも大きな影響を及ぼしているのが、
「身体の歪み」です。

歪みは、誰でも、
大なり小なり起きていますが、
自分の姿を確認する機会が
少ない方は自分の身体の歪みを
認識、改善するタイミングを失い悪化させてしまう事が多いのです。

そして、
今回のポイントでもある
「腹斜筋」の癒着は、
右と左のバランスを崩し
全身を歪ませます。

例えば、左に振り向くと
左の首が痛い!そんな場合は、
両手で両腹斜筋に手をあてると、
左の腹直筋が癒着しており
硬くなっていることが
非常に多いのです!

腹斜筋が硬くなってしまうのは、
腹斜筋左側が腹斜筋のセンター(正中線)側に縮み、
狭くなってしまうことが原因で、
お腹が硬くなってしまうのです。

腹斜筋が縮まってしまうと、
身体全体が右側に向いて、
右に振り向くように
捻れてしまいます。(右回線)

自分自身は、
正面を向いているつもり
真っ直ぐ立っているつもり
でも、
お腹が硬くなっていることで、
実は、若干右に振り向くような
捻れ方をしているってことです。

このような捩れがある状態では
人は無意識に正面を向こうと
右に引っ張られる“ハリ感”を
左に引っ張り戻そうと
無意識に「捻れ補正」を行って
日常生活しているのです。

このお腹の捻れから起きる
全身の引っ張り合いは、
腕、肩、背中にも大きな負担となり、
もちろん首にも被害絶大です。
硬くなり、捻れ、
常に引っ張り合いをしている
身体は徐々に痛みや寝違えを
起こしてしまうということです。

今回は「寝違え」の原因と
正しい対処法について
解説してみましたが、
腕、肩、背中の運動や
ストレッチよりも大切なこと、
ご理解頂けたのではないでしょうか?

筋膜COREテクニック
腹斜筋の癒着解除の方法は

をご覧ください。

いかがたったでしょうか?
よろしければ参考にして下さい。

それではまた。
次の田中彰人がお届けする
coreテクニックブログにて♬